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手編みで作る昭和のママンセーター

  • 執筆者の写真: 昭川和子
    昭川和子
  • 2024年5月28日
  • 読了時間: 4分

※旧サイト昭和90年10月4日の記事のアイルビーバック投稿です。


国民の皆さんノッてるかぁい?


今年もすっかり秋まで来てしまいましたが、季節が年末に進むにつれてどんどんと今度はイカレポンチな寒さがやって来ます。夏の暑さもマンモスしんどいですが、冬の寒さもヘビィで厄介だと思いますので、冷え込みが増すにしたがって十分に注意しなければなりません。 「油断大敵屁の用心」というヤツですね。(※マッチ一本味の素ってね。 昭川)


そんな所で今回は以前にもこのブログで紹介した1981年の【手編み雑誌】に載っているナウでヤングなセーター及び昭和現役当時のお姉さん達の様子についての記事第二弾を掲載して行こうと思います。



ファッション界で言われる「センス」という言葉は本当にその時々の流行に乗っているかどうかを示すアッパラパーな言葉なので個人的には嫌いなのですが、そういう時期的な「メディア洗脳」をを抜きにして考えた時、昭和のファッションも本当に似合う人が着ればかなりマブイ、アーヴァンギャルドな魅力を発揮するかも知れません。


※該当の雑誌は本来は「春手編み」がテーマの冊子なのですが、丁度同じ様に涼しい季節なのでまあ別に細かいことは「気にしなぁ~い」の精神でエッチ・スケッチ・マイペットのテンポで更新をして行きたいと思います。 (でも、手編みで作っている内に季節がイケイケドンドンと進んでしまうので、実際当時のマダムも完成したら丁度秋って感じだったかもね。 昭川)



お二方とも髪質は違えど同じように「7:3」または「8:2」位で分けてワカメティックにウェーブさせた髪型というのは、いかにも昭和のマブイ奥様のトレンドなのではないかと思います。この身にまとっているセーターというのも非常にノスタルジックですが、だからこそエロい目で見るとシビレるアーヴァンギャルド感も感じるのではないでしょうか。(でも今のばぁば世代で若返らせると丁度こんな感じになりそうな風貌な人はいるよね(笑) 昔の漫画や映画なんかにもこんな風貌の女教師とか出てきたりするし、時代による髪型の移り変わりを探ってみるのもイカスかも。 昭川)



左側の女性が首に巻いているスカーフ等は何だか「ファッション業界!」って感じでイカしていると思います。右側の熟女姉妹のような二人組が着ているセーターはベストタイプのもののようで・・ あっ いや、「チョッキ」タイプのもののようで、流石にちょっと「もっさー」な感じに見えるこのファッションもノスタルジックな目線で見るとこれはこれでイカスと思います。 (紫ってばぁば世代好きだよね。昭和の色彩って結構派手さを前面に出したものが多いというか、現代のファッションでは明るい色が落ち着いて見える様に抑えてまとめてっていうのが多いけど、昭和は明るい色が存分にそのマブい輝きを放ってるというか、色同士の組み合わせが反発して暴発してても気にしないというか、なんて言えばいいか分からないけど全部ひっくるめてナウでヤングだなぁと思う。 昭川。)



この雑誌はこれらのセーターを手作りする為の制作方法等を紹介したもので、上の画像を見ても分かるように、モデルさん達の写真の横には「ここに作り方が載ってますよ」のページ番号の案内が記述されています。というかモデルさん達が非常にハクイ人が多いですね何となくオメカシの方向性が海外路線の影響を受けている感じもしますが、やはりそのエロさ、マブさというものはどんな時代にどんな格好をしていても変わらぬものを感じる所であります。(よくも悪くも服装や髪型等は西洋文化発の所があっただろうからね。ネックレスとか首回りのアクセサリーの存在感も強いかな。昭川)



こちらは少女向けセーター。


冊子のテーマが「ミセスと子供の手編み」なので、お母さんが子供達に編んで上げるセーター等の紹介も確りとされたバッチグーな内容となっているようです。上の写真を見てもハーフか外国人の娘と思われるような子供モデルも多くこの時代多く起用されていたのがうかがえます。(NOSTAL.S)


(※昭和はCMとか見ても結構外国人演者が多く出演していたりして、何気に現代よりインターナショナーでハイカラな一面もあったかもね。昭川。)


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