「トウキョウ!」突如発表されたブランテ―ジ氏の言葉から始まったナウい方の東京五輪。
- 昭川和子
- 2024年7月27日
- 読了時間: 3分
更新日:2024年7月28日

(※本記事は旧サイト昭和91年(2016)7月11日の記事のアイルビーバック投稿です。)
2016年07月11日
国民の皆さん。 ノッテルか~い。
とうとう「伯剌西爾」(ブラジル)の「里約日内路」(リオデジャネイロ)で開催されますオリンピックまで1ヵ月をきった今日この頃。このサイトとしてはどうしても東京五輪(1964の方)のナウでヤングな大会もよぎりつつ、選手達がどのようなイカスプレイを見せてくれるのか、どんな「ウルトラC 」が飛び出すのか、今から楽しみでございます。(図らずとも当記事投稿も2024年パリ五輪の時期と重なっていることに運命の悪戯を感じる今日この頃。昭川。)

東京五輪1964というと、今思い出しても懐かしい(生まれてないけど)突如「ブランテージ氏」から発表された【トウキョウ!】の一言! なんと言っても「突如 発表」ですから、これを聞いた選手団や国民の皆さんは「おっとビックリ玉手箱!」「驚き桃の木サンショの木」状態だったのやも知れません。
なんせ【突如】でありますから、「いやぁ今日はいい天気だねぇ。愛犬もいればすぐにでも向こうの公園まで散歩に出かけたいところだけど、生憎今日は彼を家に置いて・・
ト・・ トウキョウッ!!」って感じだったのでせう。シビレますよねぇ。

実は選考の発表当時は最大のライバルとして、当時はまだ元気だったアメリカの候補地「デトロイト」が優勢なんじゃないか。向こうの方がナウでヤングなんじゃないかという心配もあったそうですが、中南米を中心に支持を集めた実業家の【フレッド・勇・和田】はんや議員の【北島義彦】はん、そして立候補趣意演説を行った外交官の【平沢和重】はん。 さらに莫大なコストを懸念していた「岸 信介」首相に対して直談判した「田畑政治」 はん等の活躍によって、国内外で着々と準備及び東京五輪の有意義性などの共有が成されて行った賜物と言える出来事だったことでしょう。

後ろの「雷様」が持ってそうな太鼓が非常にイカスと思います。 東京五輪を転機として日本にはさまざまなイマイものが沢山誕生した筈ですので、2020年の五輪にも今一つ日本が「ホップ・ステップ・ジャンプ」 する何かのきっかけが生まれる様なアバンギャル度高めな大会になって欲しいものであります。(※2020東京五輪は例のコロ助の影響で延期になったこともそうですが、開会式の行進曲であれだけサプライズしたのだから、無難にまとまらずに全体的にもう少しハッチャケてよかった様に個人的には思うかな。昭川。)

上画像:1964東京五輪の閉会式の様子。
お祭りや名作ドラマなど、今まで楽しみにし続けて来たことがふと痔エンドしてしまうと「ロス」状態となってしまいますよね。 五輪でも連日の熱い戦いが閉幕することでこれに似た感じになってしまうことがあ~りませんか?
《そんな時は感動から現実に引き戻す「ザ・生活感」》


テレビ画面を通して感動に浸っていても、ふと顔を上げてコイツを見てしまうとあっと言う間にステキな現実に引き戻してくれます。
何かが終わればまた何かが始まる。明日はまた次の良いことがある筈。(現在開催されたばかりのパリ五輪でもイカス記憶を沢山刻んで多いにロスを引き起こして欲しいね。昭川。)
(NOSTAL.S)
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