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ってことはこのページも「3回見たら氏ぬ記事」ってことになるんじゃあ~りませんか?

  • 執筆者の写真: 昭川和子
    昭川和子
  • 2024年6月9日
  • 読了時間: 7分

更新日:2024年6月11日


※旧サイト昭和92年7月28日の記事のアイルビーバック投稿です。


国民の皆さん。 こんにちは、赤ちゃん。


暑中見舞い申し上げます。


暑は夏くなってヘビーな季節になって来た今日この頃。


やはりこのイカレポンチなサマー・タイム をハッスルする上で欠かせないのは、【怪談】【都市伝説】そして【稲川淳二】といった「ホラー」なのではないでせうか。


私も最近は暑さにつられて夜な夜なつい恐怖・心霊関連のサイトや動画に目が行ってしまうのですが、今回はそう言った所で、世にも「おっそろし~!」感じのナウでヤングな「都市伝説」 について注目して参りたいと思います。(※あなたも好きね~。昭川もこういうコテッコテのホラーが大根物。昭川。)


上画像:夕暮れ時やうす暗い日の神社回りは結構怖い。(お稲荷さんがまつられてる神社は特に、事後にお礼をしっかりする準備がない場合はお願いは避けた方がいいと言われているね。じぃじが宮司をしていた神社は獅子頭(お頭様)がまつられていて、それは子供たちと戯れるのが大好きな優しい神様だったよ。(多分だけど)昭川。)


テーマとしてはタイトルでも書いている通り「○○すると死んでしまう」 系の非常に生命に「ジャストミート」な感じのデンジャラスな都市伝説についてです。 ナウいね~!


まず最初に「ズームイン!朝!」するのは命を奪われてしまうという恐怖の絵画について。



【3回見ると死んでしまうという絵画】



上の画が良く言われる「3回見てしまうと死ぬ」とされる絵画で、作者は「ズジスワフ・ベクシンスキー」氏(1929~2005)というポーランドの画家で、その穏やかな佇まいとは裏腹に作風は怪奇極まりない「終末」「最期」 を想像させるやうな非常にイカレポンチなものが多い方の様です。


(※ベクシンスキーさんは人当たりもよかったらしく、ウェケペデアの写真も優しい笑顔が印象的。でも、1998年に妻に先立たれ、その翌年のクリスマスイブには人気ラジオパーソナリティだった息子も薬物の過剰摂取による自殺で失っている。更には自身も生活の面倒をみていた友人の息子とその連れに借金の相談絡みトラブルから殺害されるというイカレポンチ過ぎる人生を送った。 死や絶望をテーマにした作品に没頭したことが何かしら彼らの運命に影響を及ぼしたかどうかは分からない。昭川。)



これらも「ベクシンスキー」氏の別作品かと思いますが、恐ろしさの中にも他者の作品には見られないスンバラシイ美しさをかもしているのが分かります。 その独特の世界観にはファンも多くで、モチのロンで例の「女性の首の画」 も3回見ても大丈Vであります。(※ワールドクラスに評価されている方の作品ならではのクオリティがこういう都市伝説を生み出してしまうこともあるのかな。昭川。)



【口に出して朗読すると死ぬとされる詞】

次は「口に出して読み上げてしまうと呪われて死んでしまう」と言われている【トミノの地獄】 という「あなたの知らない世界」な感じの詩について掲載して参ります。(※ウチにある漫画版の「トミノの地獄」は直接的な関係は薄いけど、間違いなくここから想像を膨らませてるね。昭川。)


 

「トミノの地獄」


作:西条八十


姉は血を吐く、妹(イモト)は火吐く、


可愛いトミノは宝玉(タマ)を吐く。


ひとり地獄に落ちゆくトミノ、


地獄くらやみ花も無き。


鞭で叩くはトミノの姉か、


鞭の朱総(シュブサ)が気にかかる。


叩けや叩きやれ叩かずとても、


無間(ムケン)地獄はひとつみち。


暗い地獄へ案内(アナイ)をたのむ、


金の羊に、鶯(ウグイス)に。


皮の嚢(フクロ)にやいくらほど入れよ、


無間地獄の旅支度。


春が来て候(ソロ)林に谿(タニ)に、


暗い地獄谷七曲り。


籠にや鶯、車にや羊、


可愛いトミノの眼にや涙。


啼(ナ)けよ、鶯、林の雨に


妹恋しと声かぎり。


啼けば反響(コダマ)が地獄にひびき、


狐牡丹(キツネノボタン)の花がさく。


地獄七山七谿(ナナヤマナナタニ)めぐる、


可愛いトミノのひとり旅。


地獄ござらばもて来てたもれ、


針の御山(オヤマ)の留針(トメバリ)を。


赤い留針だてにはささぬ、


可愛いトミノのめじるしに。


 

何とも一見オドロオドロしい内容の詩ですが、これは作者の「西條八十(やそ)」さんが若い頃に自費出版した【砂金】 という詩集の中に収録していたもので、亡くなった父か妹に捧げて書かれたものと見られているものの、詳しくはワケワカメのやうです。(「トミノ」という少年が地獄を旅する様子が描かれた詩とされています。)


この都市伝説の発端と言われる文学者の「四方田犬彦」 の著書の記述では「読み上げると取り返しのつかない恐ろしいことが生じる」と書かれている様で、その時点で「ただの脅し」である上に更に後から尾ひれがついて「死んでしまう」等と言う話になったのだとか。


西條氏は多くの童謡や歌謡曲等の作詞を手掛ける等作詞家としてもスンバラシイ楽曲を手掛けていて、上で掲載した「絵画」同様に一流の作家が作り上げた作品のインパクトと奥深さが都市伝説の様な妄想を生んでしまうのやも知れません。(※あ、やっぱそうだよね。西條氏もかなり国民的な作詞家だったみたいだし、実は「トミノの地獄」も多くの人を惹きつけている名作なんだよね。昭川。)


まあでも「見たら死ぬ」「歌ったら死ぬ」というのは決して「嘘」ではないですよね。 なんせ人間誰しも必ずいつかは死にますからね。



【歌ってしまうと真夜中に足を持っていかれる歌】


これもナウでヤングな都市伝説としては定番中の定番ではありますが、さっちゃんの【4番目の歌詞】 について。


皆が一度は効いたことのある童謡の「サッちゃん」 は3番までの歌詞しかないのですが、実は本当はその後に続く非常にアッパラパーな感じの4番目の歌詞があって、それをうっかり歌ってしまうと大変なことになってしまうそうです。(※今の子供はこの歌すら知らないんじゃない?でも保育園や幼稚園のバスの中で流れたりするかもね。昭川。)


 

「サッちゃん」


1 サッちゃんはね サチコっていうんだ ほんとはね だけど ちっちゃいから 自分のこと サッちゃんって呼ぶんだよ 可笑しいな サッちゃん


2 サッちゃんはね バナナが大好き ほんとだよ  だけど ちっちゃいから バナナを 半分しか 食べられないの  可哀相ね サッちゃん


3サッちゃんがね 遠くへ行っちゃうって ほんとかな  だけど ちっちゃいから ぼくのこと 忘れてしまうだろ  寂しいな サッちゃん


4サッちゃんはね 線路で足を なくしたよ  だから お前の 足を もらいに行くんだよ  今夜だよ サッちゃん


 

つまりは3番の「遠くへ行っちゃう」というのは「あの世へ行っちゃう」ということであって、4番では死ぬ時に線路で失った足の代わりに「お前の足を今夜貰いに行くぞ!」 等とトッポイことを言い始める内容となっているやうですね。 全くもって「そんなバナナ」ですね。


また、「実はこの曲は10番まであって、足をもらいに行く歌詞は最後の10番目の歌詞」とされるバージョンもある様で、更に私が聞いた話では例の足をもらいに行く歌詞が「5番目の歌詞」 とされているバージョンもあったりと、非常に色々なパターンの都市伝説がある模様であります。


ただ、この歌の「サッちゃん」のモデルは※「阿川佐和子」さんとされており、少なくとも事故死した少女のことを歌っている歌ではないことが判明している為、まあこの歌も歌って大丈Vということですね。  (作詞者の「阪田寛夫」 さんと「阿川さんの父親」に交友があり、家も近所だったそうです。)


※阿川さんがモデルということが判明したのは、テレビ番組で作詞の阪田さんと阿川さんが対談した時に明らかとなったもの様ですが、阿川さんは後に「実は自分は関係なく、(阪田氏が)子供の頃に引っ越してしまった「近所の幼馴染の女の子」 のことを歌った歌だと言われた」という様なことも語っている様で、これはこれで謎を残している様です。 


(※っていうか、あの4番目の歌詞をうまくメロデーに乗せるのが難しいんだけども(笑)。歌いながら変な感じになって毎回笑っちゃう。あからさまに豹変しすぎな気がするので、もう少しそれらしくするには段階を踏んで5.6番くらいまであった方がイカスかもね。昭川。)


「伝言ゲーム」 の様に伝わる毎に尾ひれがついたり変形したりする「都市伝説」。


(NOSTAL.S)



※以下は紹介動画のPR情報です。





口裂け女の正体は美しいアイドルだった。独自の新説により繰り広げられる「口裂け女」の一つの形。(アダルトではなく一般作品です。)




誕生日の10日前、深夜零時に届く死の宣告。 呪いのバースデイメールを受け取った者が次々と死んでいく。その深層には一人の自死した少女の怨念があった。(一般作品です。)


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